旅となにかの雑記帳

~47の素敵な街へ~

2019夏 北海道サイクリング day11 利尻→稚内

本州に帰る日も近づいてきた11日目、この日は利尻島を一周して最終便で稚内に戻ります。

うみねこゲストハウスの見送り

朝、1便で出発するお客さんを見送るため、ゲストハウスのスタッフさんと一緒に港へ。
この着ぐるみ、めちゃくちゃ目立つ。

思ったより寒かったし着ればよかったな。

利尻一周スタート

利尻島は1周60km。今回は鴛泊港から時計回りでまわることにした。
どっち回りがいいかは諸説あるけど、基本的には海側を走れる時計回りがよさそう。

鴛泊を出たあと初めての大きな集落・鬼脇地区に到着。
既に1/3周くらいはしてるけど。 ここで利尻プリンを購入。
小さな田舎の洋菓子店って感じの外観からは想像できない、利尻を代表するスイーツである。

白い恋人のパッケージのとこ

鬼脇地区を抜けると、白い恋人のパッケージでお馴染み(?)のオタトマリ沼に着く。 天気が悪い。

仙法志地区

さらに進むと島の最南部、仙法志地区に着く。
利尻昆布の工場があった。思ってた作り方と全然違う…

らーめん味楽

出発から2時間、3/4周くらいして沓形に到着した。ここは鴛泊と並ぶ大きな地区で、空港もある。
ライバル関係だったりするのかな。

昼時になったのでらーめん味楽で食べた。 利尻島か新横浜のラー博でしか食べられないミシュラン掲載のラーメン。
まあラー博で食べられるのだいぶ楽だけどw

うにめし丼

ラーメンは食べたけど、せっかくなのでうにめし丼も食べに行くことにした。
こうやって旅先で人は太っていくんだよな。

うにめし丼のお店はスタート地点の鴛泊港のターミナルにある。
14時まで、しかも数量限定らしいので電話で確認したところ、置いといてくれるそうなので急いで向かう。 うにめし丼1600円。
生うにではないけど、ウニの風味も強くて美味しかった。

1周はしてしまったが沓形でやり残したことがあるので再び戻る。
戻る途中ではじめて晴れた。 利尻富士、やっぱ綺麗だな。
晴れた日にずっと利尻富士を見ながらサイクリングしたかった。

ウニ割り

沓形の南のほうにウニを取って割って食べられる施設がある。
1500円でちょっと高いけど。 無残に割われたウニ。ぴえん。
はさみの逆みたいな道具で力ずくで開くの、なかなか原始的でビビった。

割ったあとは自分でほじくって食べる。
ヒトデの仲間なので身は必ず5個あるらしい。
普通に食べるうには真水で洗ってあるので甘いけど、塩水で食べると磯の香りが感じられる。
個人的には塩水のほうが好きだったな。

説明してくれたお姉さん優しかった。

高級な食事をしまくってたらお金がなくなってきたのでATMへ。
銀行ATMなんてあるわけもなく、ゆうちょで降ろす。
離島とかに行くとゆうちょATMの有難さが身に染みる。 公共インフラですね。

ちなみにセコマが礼文には1つ、利尻には3つある(鴛泊、鬼脇、沓形)。
そしてすべてに行った。ひまなので。

ミルピス

利尻にはもうひとつ怪しい名物がある。その名もミルピス。 カルピスやんけと思って飲んだら薄いカルピスみたいな味がした。
なんとも形容しがたい感じ。まあ離島っぽい。

泊港に戻り、最終のフェリーで稚内に戻った。

大都会・稚内

稚内に着くころには完全に夜になっていた。 稚内公園からは街を一望できる。
札幌から来たときは"最果ての街"というイメージだったけど、利尻礼文から戻ってくるとすごく都会に感じた。
映画館もあるし病院もある。
まあユニクロはないしセコマ以外のコンビニもないけど。

夜はロシア料理店の店、ペチカ。
稚内副港市場にある、7年前にも来た思い出の店。
シルクロードで食べたシャシリクに近い味で美味しかった。

続く